新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、リモートワークを余儀なくされた方も多くいらっしゃると思います。
しかし、家で仕事をするとなると誘惑の多さや、どうしてもだらけてしまうのでカフェや外での作業を好む人も少なくありません。
その中で、必需品となるのが「モバイルルーター(ポケットWi-Fi)」です。
モバイルルーターにも種類がたくさんあり、どれにしようか迷っている方やそれぞれの違いがよく分からない方向けに、今回は他とは違う魅力をもつ「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」をご紹介します。
『Galaxy 5G Mobile Wi-Fi』の基本情報
出典:Galaxy公式
サイズ |
約(H)147mm×(W)76mm×(D)10.9mm |
ディスプレイ |
約5.3インチ |
重さ |
約203g |
最大通信速度(受信) |
2.2Gbps |
最大通信速度(送信) |
183Mbps |
最大Wi-Fiデザリング台数 |
10台 |
バッテリー |
5,000mAh |
対応通信規格 |
5G/4G LTE/WiMAX 2+ |
カラー |
ホワイト |
USB |
USB 3.0 Type-C |
『Galaxy 5G Mobile Wi-Fi』の特徴
見た目はまるでスマートフォン
従来のモバイルルーターは、ポケットWi-Fiと呼ばれることもありポケットに簡単に収まるサイズ感で販売されていました。
しかしこの『Galaxy 5G Mobile Wi-Fi』の他とは大きく違う点として、
デバイスが類を見ない大きさとなっています。
巨大なタッチパネルを搭載しており、初見ではスマートフォンと見間違えるほどの大きさです。
また、トップ画面に常時表示される情報は以下の通りです。
- データ使用料(1ヶ月間、3日間)
- 電波強度
- 通信モード設定
- 省電力設定
- 接続されているデバイス数
初めてモバイルルーターを持つという方は特に違和感はないと思いますが、従来のモバイルルーターを使ったことがある方は使い始めは抵抗があると思います。
従来のモバイルルーターの重さが大体150g未満であったのに対して、『Galaxy 5G Mobile Wi-Fi』は203gもあります。
馴染みの深いiPhoneと比較すると、iPhone12が162g、iPhone12ProMaxが226gとなります。
大きさはスマートフォンと同じくらいですが厚さが倍以上あるのでその分重さがあります。
重さをそこまで重視していないのであれば、見た目でいうとモバイルルーターには見えず、iPhoneに似ていることからスタイリッシュなイメージです。
画面が大きいので、通信モードの切り替えや周波数変更、使用データ量の確認などは一目で確認できるのでその点ですごく便利です。
大容量の5,000mAhでバッテリー長持ち
従来の主流のモバイルルーターは約2,000〜3,000mAh程度の容量が多いです。
古くて安いものになると2,000mAhを切ってしまうものもある中で、『Galaxy 5G Mobile Wi-Fi』は5,000mAhもあります。
バッテリーについての公式情報
連続通信時間 |
約1,000分(初期設定時) |
連続待受時間 |
約790時間(初期設定時) |
充電時間 |
約160分 |
バッテリー容量 |
5,000mAh |
対応通信規格 |
5G/4G LTE/WiMAX 2+ |
単純計算すると、
Wi-Fiを連続使用した場合約16時間使用可能となります。
一日中使っていても夜まで使えます。
外で16時間も連続して使うことも考えにくいので、十分なバッテリー容量だといえます。
ただ、ハイパフォーマンスモードという出力を上げて速度を上げる設定を行った上で使用する場合は16時間も持ちません。
外で使用する際には「最適化モード」での使用をおすすめします。
5G対応エリアはまだ少ない
出典:UQ WiMAX公式
上の画像から分かることは、まだ5G対応エリアが少ないということです。
これは『Galaxy 5G Mobile Wi-Fi』だけに言えることではなく、WiMAX全体の話になります。
東京を例にとりますが、オレンジ色の箇所(東京の場合はほとんど)が4G回線エリアになります。
紫色が5G(NR化)対応エリアですが、こちらはそこまで速くはありません。
赤色の5G(Sub6)エリアは、通信速度が速いです。
しかし、見ての通り5G(Sub6)エリアは東京でさえまだまだ少なく、大体が4Gエリアになります。
5Gが使えることを魅力に思っている方は、使えないエリアがまだまだあることをご理解の上ご検討ください。
速度制限について
『Galaxy 5G Mobile Wi-Fi』は、
3日で15GBの使用を超えた場合速度制限がかかります。
1日当たり5GBを毎日使い続けると速度制限になりますが、普通に使っていれば滅多に制限がかかることはないと思います。
使用方法 |
15GB(3日間) |
5GB(1日換算) |
メールの送受信 |
約95,000通 |
約31,667通 |
サイトの閲覧 |
15,700ページ |
約5,233ページ |
動画再生(標準画質) |
約70時間 |
約23時間 |
動画再生(高画質) |
約19.5時間 |
約6.5時間 |
音楽ダウンロード |
約3,750曲 |
約1,250曲 |
上記の表を見て分かる通り、1日で使う量を考えてみると5GBを使い切ることは難しいです。
現実的に起こり得そうなこととしては、高画質動画をずっと見続けるなど、使い切ろうと思わないと使いきれないデータ量になります。
オンライン会議ツール |
5GB到達(動画) |
LINE |
約9時間 |
Zoom |
約20時間 |
Googleハングアウト |
約3.3時間 |
Skype |
約4時間 |
ただ、オンライン会議をLINEやSkypeで行う場合は注意が必要です。
データ使用量が少ない「Zoom」での利用をおすすめします。
自宅には光回線を引いている方が多いと思いますので、家では使わないとして外出先だけで使う方は、十分なデータ量だと思います。
また、万が一速度制限にかかってしまった場合でも
翌日の18時〜深夜2時までが制限の時間となります。
仕事が終わっている時間がほとんどなので、この観点からも速度制限についてはあまり気にしなくても良い項目となります。
まとめ
- 外観:画面が大きくてデバイスの操作がしやすい
- バッテリー:大容量バッテリーなので一日中使っても問題なし
- エリア:まだまだ5Gエリアは少ないが、ほとんどは4Gエリアなので拘らなければ問題なし
- 速度制限:一人で使用するのであれば十分
モバイルルーターを使用する目的が「5Gの回線を使いたいから」というものであるなら、それメインで考えることは避けたほうが無難でしょう。
ただ、今後5Gエリアは増えていく予定なので今後に期待する意味で使ってみるのも手だと思います。
また、『Galaxy 5G Mobile Wi-Fi』の他にはない魅力が画面の大きさです。
画面が小さい従来のモバイルルーターでは、データ使用量の確認画面から、他の情報を表示する画面に切り替える時などに、反応が遅い場合が多いというデメリットがありました。
その点では、トップ画面に基本的な情報が全て表示されているので反応の遅さにストレスを感じることもありません。
持ち運ぶにはスマートフォンをもう一台持っていくイメージになるので、その重さに耐えられない方には向きませんが、
『Galaxy 5G Mobile Wi-Fi』 の重さ204gは、漫画単行本1冊程度です。
他にはない見た目のモバイルルーターをお探しの方は是非この機会に検討してみてはいかがでしょうか。

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