この記事を読んでいるあなたは、イベント運営でインターネット環境を整えるのにどうしたらよいか悩んでいるのではありませんか?

今や、イベント開催にあたってはインターネット環境は必須といわれています。会場設備はもちろん、来場者が使えるネット回線の提供も必要となっています。そんな場合にもっとも手軽に利用できる方法の一つがポケットWiFiの活用です。

この記事を読めば、イベント用にポケットWiFiを活用する方法について、メリット・デメリットなどを含めて詳しく知ることができます。

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制作者

株式会社エレメントパートナーズ

WiFiレンタル事業編集部

国内用のレンタルポケットWiFiを主に期間・キャリア・容量に分け比較する日本最大級の比較サイトを運営。入院時にWiFiレンタルをした経験のあるスタッフが編集。

※本記事は株式会社エレメントパートナーズのWiFiレンタル事業編集部が独自に調査・作成しています。
※協力者の株式会社ビジョンのWiFiレンタルどっとこむには、人気のポケットwifiを提供頂いています。

イベント用にポケットWiFiを活用 | インターネット臨時回線に

イベント用のインターネット臨時回線としてポケットWiFiを活用することは有効な方法の一つです。

ポケットWiFiは工事不要で、屋外でも使用することができます。レンタルすることも可能なので、イベントの開催期間だけレンタルすれば、イベント時のインターネット臨時回線の費用を抑えることができます。

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WiFiレンタル事業編集部のコメント

イベント用のインターネット臨時回線としてポケットWiFiを活用する場合のメリットやデメリットについては次の項で詳しく解説していきます。

イベントでポケットWiFiを活用するメリット・デメリット

イベントでポケットWiFiを活用するには、メリット・デメリットを把握しておく必要があります。イベント時のポケットWiFi利用のメリット・デメリットを図にしてみました。

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イベントでポケットWiFiを活用するメリット

民泊でポケットWiFiを活用するメリットとして「工事が必要ない」「レンタルすれば低コストで運用できる」などが挙げられます。

「屋外でも利用可能」という点も、ひじょうに大きなメリットといえるでしょう。

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WiFiレンタル事業編集部のコメント

また、ポケットWiFiは無料のフリーWiFiに比べ、セキュリティ機能がしっかりしているため、安心して利用できる点も大きなメリットといえるでしょう。

イベントでポケットWiFiを活用するデメリット

イベントでポケットWiFiを活用するデメリットとして「通信速度が固定回線に劣る」「通信が安定しないことがある」などが挙げられます。

また、速度制限がかかるリスクがある点もデメリットといえるでしょう。ポケットWiFiは無制限プランであっても完全に無制限ではありません。〇日間に〇GB以上を通信を行った場合、速度制限がかかるという制約があります。

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WiFiレンタル事業編集部のコメント

さらに大きなデメリットとして、端末の同時接続台数が限られている点があげられます。ポケットWiFiに接続できる端末の同時接続台数は10~15台程度が多く、接続する端末数が多いほど速度が低下してしまいます。

イベントでポケットWiFiを活用する必要があるのか

イベントでポケットWiFiを活用するのは有効な方法ですが、ポケットWiFiを活用するのがベストな選択とは断言できません。室内でのイベントの場合には「据置型」のWiFiの方が優れている場合もあります。ポケットWiFiと据置型WiFiの違いを図にしてみました。

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一番大きな違いは、屋外で使用するか屋内で使うかです。ポケットWiFiは小型で外出先でも使用できるようにバッテリー内蔵で設計されています。一方、据置方のWiFiは屋内で使用するのが前提なのでコンセントに挿して電源を確保します。

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WiFiレンタル事業編集部のコメント

据置型のWiFiはコンセントから電源を確保するため、ポケットWiFiと比較してWiFi電波が強く、同時接続台数も多めです。室内でのイベントで電源が確保できるなら据置型のWiFiを使用した方がよいでしょう。屋外のイベントならポケットWiFiがよいでしょう。

イベント会場で大人数でWiFiを使用すると干渉する?

電波がお互いにぶつかり合って影響を与えることを、電波干渉といいます。電波干渉が起きると、電波が混線して正常に通信できなくなります。イベント会場で大人数でWiFiを使用すると電波干渉が起きる場合があります。

WiFiに電波干渉が起きると、一時的に通信速度が著しく落ちたり、繋がらなくなるという状況になってしまいます。

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WiFiレンタル事業編集部のコメント

イベント会場での電波干渉を防ぐには、「WiFi端末の設置場所を変える」「電波障害になりそうなものを排除する」などの方法があります。または、イベント会場への入場に制限をかけて大人数で接続しないようにするなどの工夫も必要かと思います。

イベントでのインターネット活用例

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設営側の環境

イベント会場にインターネット環境があると、スケジュール管理や受付などスムーズな運営を行うことができます。

サービス

イベント会場にインターネット環境があると、電子決済などのサービスを使用することができます。また、当日来場していない方へオンライン動画の配信などをすることもできます。。

通信の安定

来場者それぞれが独自の回線を使用してネットを繋ぐと電波干渉による通信障害が起きる場合があります。

イベント会場にインターネット環境があると、来場者が持ち込むスマホキャリアの通信やモバイルルーター通信を抑制し、通信障害を防ぐことができます。

セキュリティ

レンタルや契約したWiFiならば、フリーWiFiと違ってセキュリティがしっかりしています。個人情報などの漏洩リスクを抑えることができます。

イベントでポケットWiFiを活用するならレンタルにするべき?

イベントでポケットWiFiを活用する場合、レンタルと購入のどちらが良いのか悩む方もいるかと思います。それぞれの違いについて図にしてみました。

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イベントでポケットWiFiを利用する場合、どのくらいの期間イベントがつづくかによってポケットWiFiをレンタルするか購入するかを決めた方がよいでしょう。1年未満の利用ならレンタルの方が料金が安く、1年以上の利用なら購入の方が安くなります。

また、レンタルの場合、1日単位でイベントの開催期間だけ借りておくことができますが、購入の場合は年単位で通信会社と契約することになります。中途解約すると違約金が発生したり、端末残金を支払わなければなりません。

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WiFiレンタル事業編集部のコメント

イベントは行われる場所によっては、ポケットWiFiのキャリアが繋がりにくいこともあります。そのような場合はポケットWiFiの購入費が無駄になってしまうため、まずはレンタルから始めてみるのがおすすめです。

まとめ:民泊用にポケットWiFiを活用

いかがだったでしょうか。イベント用にポケットWiFiを活用することについてまとめてみました。

結論をまとめると、イベント用にポケットWiFiを活用するにあたり、「工事が必要ない」「料金が安い」などがメリットとして挙げられます。反面、「通信速度が遅い」「通信が安定しないことがある」というデメリットも存在します。

また、ポケットWiFiは小型で持ち運びができるなどの利便性が高い反面、据置型WiFiと比べてWiFi電波が弱く、同時接続台数も劣るという欠点もあるので、室内でのイベントの場合は据置型のホームルーターWiFiを設置することを考えても良いかもしれません。

現在では、イベントでインターネット環境を整えることは、スムーズな会場運営やゲストへのサービス面から見ても必須といえます。イベントでポケットWiFiを活用してビジネスの幅を広げてみましょう。