WiMAX L12|5G対応ホームルーター |
マニュアルを紹介
この記事を読んでいるあなたは、WiMAX L12に興味を持っているか、あるいは使ってみたいと思い、いろいろ情報を集めているのではありませんか?
WiMAX L12は、据え置き型のいわゆるホームルーターと呼ばれているタイプのwifiです。ホームルーターは持ち運びができませんが、工事不要で簡単にインターネット環境を構築できるので、光回線の代わりに利用している方も多くいます。
この記事を読めば、WiMAX L12について、特徴や他のホームルーターとの違い、設定方法やレンタルについてまで詳しく知ることができ、疑問や不安要素をなくすことができます。10分程度で読み終える内容で、さらにお得な情報も手に入れることができるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

WiFiレンタル事業編集部
国内用のレンタルポケットWiFiを主に期間・キャリア・容量に分け比較する日本最大級の比較サイトを運営。入院時にWiFiレンタルをした経験のあるスタッフが編集。
※本記事は株式会社エレメントパートナーズのWiFiレンタル事業編集部が独自に調査・作成しています。
※協力者の株式会社ビジョンのWiFiレンタルどっとこむには、人気のポケットwifiを提供頂いています。
WiMAX L12は5G対応ホームルーター?特徴は?

WiMAX L12は、WiMAXが提供している5Gに対応している最新のホームルーターです。WiMAXでは、5G対応のホームルーターは、WiMAX L12のほかはWiMAX L12だけです。
WiMAX L12は5G対応の最新ホームルーター!
WiMAX HOME02が対応しているバンド(周波数帯)は2.1GHz・800MHz・2.5GHzの3つです。このうち、2.1GHz・800MHzはau4G LTEが使用しているバンドで、2.5GHzはWiMAX2+が使用しているバンドです。2.1GHzは、au以外にもドコモやソフトバンクなどメジャーなキャリアが使用している一般的なバンドで800MHzは、auのプラチナバンドで最も繋がりやすいバンドです。
ホームルーターの最大のメリットは、面倒な工事が不要で簡単にインターネット接続ができる点です。半面、光回線に比べると速度が遅いといわれていましたが、WiMAX L12は、5G対応で最大通信速度も光回線と変わらない速さを出しています。

WiFiレンタル事業編集部のコメント
WiMAX L12の特徴・スペックを解説!
WiMAX L12のスペックは以下の通りです。
機種名 | WiMAX L12 |
---|---|
製造元 | NEC |
使用回線 | WiMAX2+/au5G/au4G LTE |
最大通信速度 | 下り最大2.7Gbps/上り最大183Mbps |
平均下り速度 | 30~100Mbps |
サイズ/重量 | W101×H179×D99mm / 446g |
同時接続台数 | 40台 |
有線ポート | LANポート×2 |
無線LAN規格 | 2.4GHz / 5GHz |
wifi6 | 対応 4ストリーム |
WiMAX L12の最大の特徴は、やはり通信速度の速さでしょう。これは、WiMAX L12がwifi6の4ストリームを採用しているからだといえます。wifi6は最新のwifi規格で、4ストリームというのは機器に搭載されているアンテナが4本あるということです。アンテナ数が多いほど高速の通信ができます。
また、使用回線もau5Gとau4G LTEが利用できることで、建物内で繋がりにくいWiMAX回線の弱点をカバーしています。

WiFiレンタル事業編集部のコメント
WiMAX L12には、この他にも最新のセキュリティ規格であるWPA規格や接続するデバイスのバッテリーもちを良くするTWT技術などの優れた技術が搭載されています。現在時点では、最もハイスペックなホームルーターといえるでしょう。
WiMAX L12とWiMAX L11の違いは?レビューでの評価は?

WiMAXの5G対応ホームルーターには、WiMAX L12とWiMAX L11があります。この2つのホームルーターの違いについて調べてみました。また、レビューでの評価はどちらが高いのかについても調査してみました。
【WiMAX L12とWiMAX L11】スペックを比較!どこが違う?
以下は、WiMAX L12とWiMAX L11のスペックの比較です。
機種名 | WiMAX L12 | WiMAX L11 |
---|---|---|
製造元 | NEC | ZTE |
使用回線 | WiMAX2+/au5G/au4G LTE | WiMAX2+/au5G/au4G LTE |
最大通信速度 | 下り最大2.7Gbps/上り最大183Mbps | 下り最大2.7Gbps/上り最大183Mbps |
平均下り速度 | 30~100Mbps | 30~100Mbps |
サイズ/重量 | W101×H179×D99mm / 446g | W70×H182×D124mm / 599g |
同時接続台数 | 40台 | 30台 |
有線ポート | LANポート×2 | LANポート×2 |
無線LAN規格 | 2.4GHz / 5GHz | 2.4GHz / 5GHz |
wifi6 | 対応 4ストリーム | 対応 2ストリーム |
2つの違い、まずは形状ですが、五角形のWiMAX L12に対して、WiMAX L11は一般的な円筒形でWiMAX L11の方が若干重めです。使用回線及び速度については、2機種ともまったく同じスペックです。
大きく異なる点は、まず、同時接続台数で、WiMAX L12が40台に対し、WiMAX L11は30台です。ただ、もう一つ大きく異なるのが、wifi6の対応です。WiMAX L12は4ストリームであるのに対し、WiMAX L11は2ストリームです。先に述べたようにストリーム数が多い方が、より高速で安定した通信を行うことができるのです。

WiFiレンタル事業編集部のコメント
同じ5G対応のホームルーターですが、WiMAX L12の方がWiMAX L11より更に高スペックを追求したホームルーターといえそうです。
【WiMAX L12とWiMAX L11】レビューでの評価はどちらが良い?
レビューでは、WiMAX L11の方が通信が安定しているという意見もありますが、性能や実際の使用感などからWiMAX L12を勧める意見が多数です。
ネットのレビューでも、WiMAX L12とWiMAX L11の比較は良く取り上げられていますが、通信の安定度や繋がりやすさについては、WiMAX L12の方が上だとする意見が多いです。やはり、wifi6の4ストリームなどを含めた新たな技術をを採用しているのが、大きいのではないでしょうか。

WiFiレンタル事業編集部のコメント
発売されたのは、WiMAX L11が2021年8月、WiMAX L12が2021年11月でほぼ変わりません。機能に差があることについては、中国メーカーと日本のメーカーの物づくりに対する差かもしれません。レビュー評価にも、それが繋がっているのかもしれませんね。
WiMAX L12には無制限なのに制限がある?

WiMAXのwifiは、WiMAX L12に限らず無制限とうたわれていますが、実際に完全無制限で利用できるのでしょうか。ほとんどのwifiには、無制限でも「「〇日間に10GBまで」というような速度制限の決まりがあります。WiMAX L12の無制限には、制限があるのか調べてみました。
WiMAX L12は原則無制限!しかし、速度制限がかかる場合もある
WiMAX L12はスタンダードモードで利用する場合、無制限で利用することができます。しかし、より繋がりやすくするためのプラスエリアモードの使用には、月間15GBを超えると速度制限が適用されます。
WiMAX L12のスタンダードモードとは、au 4G LTE(Band1・3)/au 5G(N78)/WiMAX2+(Band41)の3つの回線を利用する通信モードです。プラスエリアモードとは、この3つに加えてプラチナバンド(au 4G LTE:Band18・26)と呼ばれる700~800MHz前後の低周波数帯が使えるモードが使える通信モードです。

WiFiレンタル事業編集部のコメント
従来のWiMAXは、スタンダードモードでも3日で15GB以上使用すると速度制限が摘要されましたが、この制限は2022年2月からこの制限が撤廃されました。しかし、プラスエリアモードについては、速度制限が継続しているので利用には注意が必要です。
WiMAX L12の速度制限を防ぐには?
WiMAX L12が繋がりにくいからといって、プラスエリアモードを多用すると速度制限になりかねません。できるだけスタンダードモードを利用するのが速度制限を防ぐ方法です。繋がりにくい原因は、WiMAX L12の設置場所のせいかもしれません。すぐプラスエリアモードに切り替える前に設置場所を変えてみましょう。

WiFiレンタル事業編集部のコメント
時間帯によってもwifiが繋がりにくくなることがあります。夜間などは通信が集中して遅くなりますから、繋がりにくいときには時間を変えてみてはいかがでしょうか。
WiMAX L12のアップデートは可能?

ホームルーターなどのインターネット機器は、製品状態を向上させるため、アップデートを促されることがあります。WiMAXの最新ホームルーターであるWiMAX L12のアップデートも当然に可能です。
更新可能なファームウェア(アップデート情報)がある場合には、本体正面のアップデートランプがオレンジに点灯して知らせてくれます。アップデートの方法は以下の通りです。
STEP1
本体背面のUpdateボタンを約5秒間⻑押しし、 Updateボタンがオレンジ点滅したら離す。
STEP2
バージョンアップが完了すると、Updateランプが 緑点灯して、自動で再起動する。
STEP3
再起動後、Updateランプが点灯していなければ、アップデートの成功。

WiFiレンタル事業編集部のコメント
WiMAX L12のアップデート情報は、auやUQWiMAXのホームページでもアナウンスがされるので、本体にアップデートのサインが出ていなくても、たまにチェックしてみても良いかもしれませんね。
WiMAX L12が切れる!接続できない!理由はパケ詰まり?

ハイスペックで良いところばかりと思われるWiMAX L12ですが、「切れる!」「接続できない!」という声があることも事実です。このような症状は「パケ詰まり」が理由だとする意見もあるのですが、どうなのでしょう。
WiMAX L12が切れる、接続できないのはパケ詰まりのせい?
WiMAX L12が切れてしまったり、接続できない理由はパケ詰まりだけのせいではありません。症状が起きる要因としてパケ詰まりであることもありますが、他にも理由はあります。ただし、WiMAX L12がパケ詰まりを起こしやすいという口コミは結構多くあるのは事実です。
パケ詰まりとは、アンテナの本数が十分に立っていて、圏外ではないのに通信速度が極端に遅くなることです。その場所で多数の人が回線を同時に使っていたり、基地局の切り替えがうまく行かなかったときに起きる現象です。また、端末を長時間利用することで起きることもあります。

WiFiレンタル事業編集部のコメント
WiMAX L12が切れたり、接続できなくなる原因は、パケ詰まりのほかにも「設置している場所に電波が届きにくい」「家電の電波干渉を受けている」「速度制限がかかっている」「通信会社の障害」などもあり得ます。
WiMAX L12が切れる、接続できないときの対処方法は?
WiMAX L12が切れてしまったり、接続できなかったりする場合、または遅くなってしまう場合には、以下の方法を試してみてください。
WiMAX L12の再起動
まずは、WiMAX L12を再起動してみてください。手順は「一度電源をOFFにして、再度ON」にするだけです。WiMAX L12を再起動したら、次に繋いでいる端末も再起動をかけてみて下さい。wifiが遅い、繋がらないときの一番多い原因は単なる不具合なので、これだけで繋がることが多いです。
WiMAX L12の近くで繋ぐ、WiMAX L12を移動する、使っている家電を止める
WiMAX L12の電波が壁や天井など障害物の影響を受けている場合もあります。WiMAX L12のすぐ近くでインターネット接続してみてください。もしくはWiMAX L12を窓の近くなど障害物が少ない場所に移動してみてください。安定して繋がることが多いです。また、家電の電波干渉を受けていることもあり得るので、一旦、家電を止めて、WiMAX L12が繋がるか試してみてください。
WiMAX L12に繋いでいる端末の台数を減らす
WiMAX L12に複数台の端末を繋いでいると、本体に負荷がかかってパフォーマンスが落ちてしまう場合があります。WiMAX L12が遅い、繋がらないなどの症状が出ていて再起動などを試しても改善しないときには、接続台数を減らしてみるのも手です。
WiMAX L12は4Gに固定できる?マニュアルはある?

残念ながら、WiMAX L12は、利用回線を4Gに固定することはできません。マニュアルにもその方法の記載はありません。WiMAX L12のマニュアルですが、付属品としては簡単なつなぎ方ガイドだけで、詳細マニュアルは付いてきません。詳細マニュアルは、auやUQモバイルのサイトから無料ダウンロードすることができます。
4Gと5Gの両方が受信できる地域でWiMAX L12を使用すると、回線の切り替えが頻繁に起きて繋がりにくくなってしまう場合があります。WiMAXのポケットwifiだと、エコモードに切り替えることで4Gに繋がるようにする裏技方法があるのですが、WiMAX L12にはエコモードは搭載されていないのでこの裏技も使えません。

WiFiレンタル事業編集部のコメント
5G対応のホームルーターは高速通信が可能ですが、使う場所によっては、5Gがかえって邪魔をしてしまう場合もあります。WiMAXのサイトで、5Gと4Gのエリアを見ることができるので、確認してみましょう。もし5Gがギリギリ入るくらいの場所で利用するのなら、5G非対応のホームルータ―を選ぶ方が良いかもしれません。
WiMAX L12はレンタルがおすすめ?契約・中古品購入と料金比較!

WiMAX L12を使ってみたいという方には、まずはレンタルすることをおすすめします。契約・中古品の購入の方が安く済むと思われる方が多いのですが、実際は一定期間の利用だったらレンタルの方が安く済むことが多いのです。
4以下の表は、レンタル・契約・中古品(7,500円程度)購入代金+SIM契約の3種類の契約解除時料金比較です。
種類 | 機種名 | 1ヶ月目 | 2ヶ月目 | 3ヶ月目 | 4ヶ月目 | 5ヶ月目 | 6ヶ月目 | 7ヶ月目 | 8ヶ月目 | 9ヶ月目 | 10ヶ月目 | 11ヶ月目 | 12ヶ月目 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
WiFiレンタルどっとこむ(当サイト限定価格) | WiMAX L12 | 6,250円 | 12,500円 | 18,750円 | 25,000円 | 31,250円 | 37,500円 | 43,750円 | 50,000円 | 56,250円 | 62,500円 | 68,750円 | 75,000円 |
ブロードWiMAXギガ放題縛りなしプラン+端末代金 | WiMAX L12 | 26,477円 | 29,722円 | 32,967円 | 36,212円 | 39,457円 | 42,702円 | 45,947円 | 49,192円 | 52,437円 | 55,682円 | 58,927円 | 62,172円 |
中古品(7,500円)+UQWiMAX SIM契約 | WiMAX L12 | 15,068円 | 19,336円 | 23,604円 | 27,872円 | 32,140円 | 36,408円 | 40,676円 | 44,944円 | 49,212円 | 53,480円 | 57,748円 | 62,016円 |
4ヵ月目までは、レンタルが一番安く済みます。5ヶ月目以降になると契約と中古品購入の場合がレンタルを逆転します。中古品の場合は、端末購入代金によって若干左右されますが、SIMだけの契約料金は端末セット契約料金より実は割高なので、12ヶ月以上利用するのなら、かえって端末とセットで契約する方がお得です。

WiFiレンタル事業編集部のコメント
ホームルーターは電源に繋ぐだけで簡単にインターネット接続ができるので非常に便利ですが、利用する場所によっては、回線が繋がりにくい場合もあります。いきなり契約したり、中古品を購入して繋がらないような失敗を防ぐためにも、レンタルして試してみるのが最適です。
まとめ:WiMAX L12|5G対応ホームルーター | マニュアルを紹介
いかがだったでしょう。5G対応ホームルーターWiMAX L12についてまとめてみました。WiMAX L12に対する疑問や不安はなくなりましたか?
結論をまとめると、WiMAX L12は WiMAXの最新のホームルーターで、最大通信速度は光回線に劣りません。同時期に発売されたWiMAX L11と比較して、さらに上野先端技術が搭載されたハイスペックなホームルーターです。レビューでの評判も非常に高いです。
また、スタンダードモードを使っている限りは制限がなく、プラスエリアモードの利用のみに速度制限が発生します。4G回線のみを受信するように固定することはできないので、繋がりやすさなどを確認する意味でも、一度レンタルして通信状況を確認してみるのが良いと思われます。
WiMAX L12が、自分の使い方に合っているか確かめた上で、上手に活用してみましょう!
WiMAX L12の形状はホワイトの五角形で、なかなかおしゃれな外見です。ハイスペックであるのに加えて、国内メーカー製品であることもポイントが高いです。